すぐ傷つく車内のピアノブラック加飾を「スマホまもる君」でコーティングしました

スマホまもる君 カー用品

昨年11月末に納車だった現在の愛車MAZDA3。納車から約2ヶ月半経ってようやくセンターコンソールの養生シールを剥がしました。早く剥がせよって話なんですが、実は前のマイカーも同じ車種に乗っていまして、養生を剥がしたら内装のピアノブラックの加飾部分がすぐ傷だらけになってしまうのが経験で分かっていたのです。

ネットやYouTubeでいろいろ調べて、スマホ画面用の液体コーティング剤「スマホまもる君」を用意しました。

前に所有していたクルマの納車直後(約4年前)にも、こういったスマホ用コーティング剤をクルマの内装保護に使ってみた系の動画を見てました。当時はうまくいったりいかなかったりで使用はあくまで自己責任といった結論のものが多く、もしも失敗したときが怖いので結局使わなかったという過去が。

ですが近年は今回用意したスマホまもる君を筆頭に、メーカーが車内への使用をオススメしているようなので問題ないということなんですかね。スマホ画面はほとんどガラス製で車内パーツは樹脂のものが多いと思うので全くのノーリスクというわけではないのでしょうが、ネットのクチコミでも結構評判良いみたいなので僕も使ってみることにしました。

「スマホまもる君」をクルマの内装に施工していく

というわけで早速施工していきます。

「スマホまもる君」の内容物はこちら。

スマホまもる君内容物
  • 液剤 3ml
  • コーティングクロス ×2枚
  • ファインクロス ×1枚
  • 説明書・注意書の紙

養生を剥がしたパネルを以前紹介した同じ会社から出ているスライムクリーナー「くるペタくん」で掃除していきます。

くるペタくん
くるペタくん

あらかたホコリは取れたのですが、養生があった部分に「くるペタくん」では除去できないホコリやゴミが付着してます。接着剤が残っているのかな。たぶん僕が数ヶ月養生つけっぱなしにしていたのも良くなかったかも。

仕方がないので洗車用のマイクロファイバークロスと、こちらも以前紹介したコイツを使用してキレイにしていきます。

ブードゥーライド DETALER

今度こそ施工面をキレイにできたので、いよいよスマホまもる君の出番。

取扱説明書にある手順は以下の通り。なおスマホに使用する前提で書かれているようです。

  1. 画面の汚れ・ホコリをティッシュなどで落とす
  2. 水分が画面に残らないようにしっかりと乾かす
  3. 液剤をまんべんなく吹きかける
  4. コーティングクロスで塗り伸ばす
  5. 10分待つ
  6. 10分経過したらファインクロスで強い力で拭き取る

たぶんクルマ内装に使用する場合でも同じような手順でOKでしょう。

施工面の掃除はできたので液剤を吹きかけていくのですが、結構周りに飛び散ってしまう。合成皮革に液剤が付いたまま乾くと良くなさそうなのですぐに拭き取ります。2回目以降はクロスにスプレーすることにしました。

そうこうしてるうちに吹き付けておいた液剤が少し乾いて粘度が上がってきました。急いでコーティングクロスで塗り拡げる。ちょっと放置してしまったのがいけなかったのかなかなかキレイに拡がってくれません。それでもしつこく拭くと少しずつ曇りが取れてスベスベした感触に変わってきます。

ここで説明書にあった、ファインクロスを使って強い力で拭くということの意味が分かってきました。液剤をくまなく塗りつけて、乾いたら液剤の余剰分をゴシゴシ拭き落とすイメージのようです。しかし今回は樹脂製のパネルへの施工。あまり強い力を加えたくないし、スマホ画面と違って面積が大きく形もいびつなので、この方法だとどうしてもムラや拭き残しができてしまいそうだと思いました。


そこでここから我流でやっていきます

説明書ではコーティングクロスでまんべんなく伸ばしたら10分待つよう指示がありますが、僕は今回液剤が乾ききるまで拭き続けることにしました。一応僕なりの勝算があり、というのもこのやり方はクルマのボディにコーティング剤を施工するときのやり方と同じ。

スマホまもる君施工風景

とにかく拭き続けます。クロスが小さいので疲れます・・・

だんだん濡れた感じが無くなり明らかにクロスの滑りが良くなってきました。5分ほど拭き拭きしたところで完全に液剤が乾き、最後にたぶん不要ですがファインクロスで軽く仕上げ拭き。

スマホまもる君施工風景

どうやらこの方法でうまくいったようです。写り込み凄くないですか?

スマホまもる君施工後

このあと他のピアノブラック部にも同じやり方で施工しました。全くムラにならず効果も即実感できたので満足

スマホまもる君施工の様子
スマホまもる君施工後

ちょっと予想外だったのがMAZDA3のセンターコンソールに採用されている2層成形パネルの意匠が見えづらくなってしまったこと。透明な層の下にカーボン調のような意匠性のある素材が入っているのですが、「スマホまもる君」の施工により表面が鏡面化されてなんでも反射してしまうので、この柄が見えづらくなってしまいました。

メーターパネルにも使えるか?

ここからはネットでも失敗例が多数見受けられるメーターパネルへの施工を紹介します。結論から言うと今回うまくいきましたが、メーターパネルへの施工は特に注意が必要です。挑戦される方は自己責任にてお願いします。

MAZDA3メーターパネル

MAZDA3のメーターパネルって本当に傷つきやすいんですよね。前乗っていたMAZDA3のメーターパネルも気付けば無数の傷が入ってしまっていて、日の傾き具合によっては傷が目立ち運転中の僕の目前に惨状が広がっていました。

幸い2台目のMAZDA3は納車から今日まで極力メーター付近を触らないように気をつけていたので、目視で確認できてしまう傷はまだなさそう。

できればこちらも早めに傷対策をしたいところですが、メーターパネルへのコーティンングの施工は曇ってしまってうまくいかないことがあるみたいで、今回やる予定はなかった。しかし前述の、自己流乾燥時間を設けずそのまま拭き続ける方法なら、ムラにもならず拭き残しも発生しなのではないか。妙に自信をつけてしまい、勢いでメーターパネルにも施工してみました。

スマホまもる君施工の様子

クロスは小さいわ、パネルは遠いわ、ハンドルが邪魔だわで地味に大変な作業になってしまいました。それでもなんとか手を止めることなく拭き続けます。クロスが通っていない箇所がないように最新の注意を払いました。5分ほどで水分がなくなり、それにつれてクロスの動きも滑らかに。先ほどと同様ファインクロスでの拭き上げもやっておきました。

スマホまもる君施工後のメーターパネル

写真では伝わりづらいと思いますが、ムラや曇りは一切ありません。半日ほど経っても今のところ異変なし。

キレイに仕上がってよかった

施工後近所をドライブしていると、メーターパネルにモヤモヤとした曇りのようなものが。まさかと思ってよく見てみると、自分のクルマの天井が映り込んでいるだけでした。一瞬ヒヤッとしましたが、しっかりコーティングされて鏡面化してくれているみたい。

不具合の出る恐れも十分あったので不安もありましたが、キレイにコーティングすることができて本当によかった。

再施工までどのくらい保つかといった耐久性や、ホントに傷がつきづらいのかといった点はこれから長期的に確認していきたいと思います。何か変化があればまた記事にするかもしれないです。

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