先日の寒波では僕が住んでいる九州地方でも平地に積もるくらい雪が降ってきました。この時期は日が短くて、どんよりした雲に覆われているとなおさら外が暗くなるのが早いですね。
通勤に1時間半ほどかかる僕は、朝の通勤も帰宅時も日がない時間帯になることがほとんど。自宅は田舎の住宅街なので灯りも少なく、懐中電灯が欲しいなと思っていました。
クリップ付き小型LEDライト
Oclip Proはその名の通り背面に備わるクリップが特徴の小型ライト。OLIGHTからは様々なタイプのLEDライトが出ていますが、なかでもOclipシリーズはちょっと変則的なアイテムだと思っていました。しかしかわりだね商品と侮ってはいけない。実際使ってみると普段使いもアウトドアもバッチリこなせる超優秀なLEDライトなんです。
背面のクリップは14mmまでの厚みのものに対応。10,000回の開閉テストもクリアする耐久性があります。挟む強さはほどよく強くてOclip proの本体重量を支えるのには十分。このクリップでシャツの胸元やバッグのベルトなんかに挟んで固定すれば、ライトを手で持つ必要なく夜道を照らすことができるというわけ。
クリップ部にはなんとマグネットも内蔵。磁石のつく場所にホールドして使用できる。
3種の光源を使い分けより多用途に
Oclip proは下記の3種類の光源を搭載しており用途により使い分けることができます。
- フラッドライト:広範囲を照らす基本的なモード
- スポットライト:狭い範囲をより強力に遠距離まで照らす
- 赤色ライト:赤色の光で暗順応を妨げない
光源の切り替えは電源ボタンの周りに配置されたロータリースイッチを操作して行います。ダイヤルのように回転させて光源を選択するのですが、片手で持って親指ひとつで直感的に操作することができるので小さくても手元を見らずに素早い切り替えが可能に。
各光源ごとに明るさの異なるモードが最大5段階。さらに赤色点滅モードとビーコンモードも備え、夜のサイクリングなんかのときに被視認性を保つためのアイテムとしても役立ちます。
IPX6の防水性能とUSB-C充電
この手のツールには必ず欲しい機能といえば防水性能ですよね。Oclip ProはIPX6の防水性能を有しています。水没はNGですが、雨の中でも気にせず使用できるのはやっぱり頼もしい。
そして本体側面、電源ボタンの反対側にあるUSB-C端子。こちらの端子は蓋が開いたままでも水濡れOKな防水端子となっています。頼りないゴム製の蓋で端子を保護しないといけないタイプのものとは安心感が違いますよね。Oclip Proの端子の蓋は金属製で質感良し。ヒンジも良くできていて滑らかに動いてパチンと留まる。
USB-Cという汎用性の高い規格なのもありがたいです。スマホなんかの充電環境をそのまま流用してあげられるし、外出先でモバイルバッテリーから充電することもできる。
ハイモード以上で日常的に使うならこまめな充電が必要になってきます。そんなときUSB-Cなら充電を開始するまでのハードルが低いんですよ。独自の規格だとどこかに仕舞い込んだケーブルを探して持ってこないといけませんからね。
電源ボタンの中心はインジゲーターになっていて、色でおおよそのバッテリー残量が分かる仕組み。充電が必要になるタイミングを見極めやすいです。
インジゲーター | バッテリー残量 |
グリーン | 60〜100% |
オレンジ | 30〜60% |
レッド | 1〜30% |
使ってみた感想
総合的にかなり気に入って毎日使っています。実際使用して僕が感じたOclip Pro強みとしては、
- ハンズフリーで使える
- 小型でも十分な明るさ
- 豊富なモード
- 携行性の良さ
などが挙げられます。
この時期寒くてポケットから手を出したくないので、ハンズフリーで使用できるOclip Proをかなり重宝してます。気楽に使えすぎて使用後の消し忘れに注意。実際僕も何度か室内で点けっぱなしにしてしまいましたね。
フラッドライトで使用することがほとんどで、夜間の歩行で足元を照らす程度ならミドルモードでも十分かなと思います。バッテリー持ちもいまのところ不満ないです。困ったらモバイルバッテリーからすぐ充電できますし便利です。
さすがに本格的なアウトドア用途だと明るさやバッテリー持ちが物足りないこともあるかも。ですが、より大型のライトをメインで起用している間もOclip Proを赤色点滅モードやビーコンモードの状態で背面に取付けすればより夜間の身の安全を護ってくれます。オールラウンダー過ぎる。
携行性の良さは他のライトと比較しても群を抜いていて、小さいのでバッグのポケットに放り込むか、外側にクリップで挟んでおくだけでOK。ぶっちゃけそこまで使用頻度高くないという人も、このサイズ感ならカバンの中に常駐させていても邪魔にならないでしょう。
これまで日常使いやちょっとした夜の散策での使用がメインでしたが、暖かくなってきたらアウトドアシーンでも活躍させていきたいと思います。
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